逆子の理由と東洋医療的な考え方

当院には、一年を通じて、口コミで、紹介いただいている妊婦さんが通院されております。

その大半が、逆子の妊婦さんが多いですね。

あとは

  • 妊娠中の関節痛(肩こり・腰痛・股関節など)
  • 浮腫み
  • 安産で産みたい

が多いですね

そんなかでも、妊婦さんが、一番に不安になるのが、逆子ですよね。

いくら、病院の医師や助産師が、『そのうち逆子は治りますよ~』と言われていても

とはいえ

逆子が戻るのか?戻らないのか?大事な時期に、不安で日々生活していても、ストレスが溜まっていくだけです。

それなら、赤ちゃんの為にも、しっかり逆子にならない身体と妊娠中にストレスが溜まらない安心した日々を過ごす方が、赤ちゃんの成長とともに楽しくなっていくと思います。

では、妊娠中に何をすればいいの?「わからないよ」って言うのが、大半です。

ネットで調べても逆子体操ぐらいしか出てきません。

その体操も理解できない・私はやって大丈夫なの?

ですので、私の方で、院でも妊婦さんにお話ししていることを皆さんにもおつたえしたいと思いますので、少しでも逆子になった時に

何をしたらいいか、不安にならないようにどうしたらいいかを

お届けし、お役に立てればなと思っています。

これからしばらく何回かにわけてお伝えしたいと思います。

〜「逆子」について〜

『なぜ、そもそも逆子になるの?』

逆子になった妊婦さんに

「そもそも、何で逆子になるの?」

と、よく質問されます。

いくつかの理由がありますが、明確な因果関係は今のとことわかっていないのが現状です。だから、教える・治す先生は、しっかりとした経験と知識が必要な分野になりますので、注意しましょう。

では、逆子で考えられる要因を挙げてみたいと思います。

まず、子宮と胎児の形から

本来、赤ちゃんは頭が下のほうが安心してすくすくと成長します。この形で収まるのが一番いいのです。

しかし、もしその子宮の形が、歪んでいたとしたら、赤ちゃん自身が、子宮内でより一番良い収まりの姿勢を求めて動いた結果、逆子になっているという理論があります。

子宮の卵型が歪んでいる要因

子宮の形が歪んでいる要因として

  • 子宮筋腫や子宮の形状異常など
  • 前置胎盤

最悪のことを考えると、上記のようなことが考えられます。

また、こういうわかりやすいものだけでなく

東洋医学ではこの他にも

・子宮の卵型を乱すもの=病理産物の蓄積

と言う考えかたもあります。

「病理産物って?」

と言う事をわかりやすく説明しますと・・・。

東洋医学では体を構成する要素として

『気・血・水』の3要素があります。

これらがうまく巡らないと、

それぞれ病理的なものに変化すると考えます。

1.気が巡らない=気滞

「日常生活のストレスやイライラする感じなどが、気が滞っている。」

普段のセリフだと「思い悩んで胸苦しい、何かつまった感じがする、無性にイライラする」など

よく言いますよね。

産婦人科で「妊娠中は全般に渡ってストレス溜めないでくださいね」といわれますよね。

2.血が巡らない=瘀血

これは先程の、筋腫などとも近いです。

3.水が巡らない=痰湿

  • 過剰に食べ過ぎ
  • 急な体重増加
  • 浮腫みなど

*今の現代で言えば、妊娠中毒の原因とも考えられています。

体内の余分な水分や湿気を排出できずに

過剰な水・湿がたまる。

この状態は、足だけがむくむのではなく、身体全体がなりやすいですね。

身体全体がむくむということは

子宮も同じく浮腫んでいると考えてください

このように

何らかの要因が邪魔をして

本来、あかちゃんの頭が下の収まりが、一番いいのにも関わらず子宮の形ではなく、いろいろな原因が重なって、あかちゃんは、逆子の状態の方が、一番いい状態になってしまっている。と考えるのも一つです。

さらに、その他の理由としては

子宮の卵型の歪みはないけれど

・頭を下に回りたくても回れないと言う考えもあります。

逆子になってしまった後も

あかちゃんは、「本当は安心して落ち着きやすい、頭を下にしたい。」

「母体の異常=回リにくい環境」になっているサインかもしれません。

それはつまり、正常ではないということだと思います。

「母体の異常=回リにくい環境」とは

元の位置に回れない・狭くて元に戻るスペースがないなど、要因も

いくつか考えられます。

  • 羊水が少ない
  • 臍帯(へその緒)が巻きついている
  • 胎盤の付着位置によっては邪魔になる
  • 赤ちゃんが大きすぎ*逆子の戻せる時期が過ぎた。または、成長が早い
  • 子宮が硬くて狭い!

※追記

上記の各要因について、その後いくつか詳しく考察しています。

これらの中で、子宮が硬くて狭くなること以外は致し方ない要因かも知れません。

しかし仮にそうだとしても、

もし子宮壁が柔らかく柔軟性があれば、あかちゃんは壁を伸ばして回れます

イメージですけどね。

それは先にあげた

卵型を崩す要因があっての逆子にも言えること。

だから、逆子の妊婦さんには、少しでも柔らかい状態でいるように

【子宮が硬い=お腹が硬く張る】ことを防ぐ為

“張り止めの薬”を病院でも出されますよね?

(それだけが理由じゃない場合もありますが、、、でも、出来るだけ妊娠中は、薬の服用したくないですよね)

となると、子宮が硬くなるような環境を改善していくしかないです。

そのような方法は、当院にあります。

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